なんとかしたいということですので、もう少しヒントを。
復元に必要なファイルは、~/Library/Preferences/Adobe Illustrator 19 Settings/ja_JP/FilesLog.log と、~/Library/Preferences/Adobe Illustrator 19 Settings/ja_JP/DataRecovery/ の中にある AIDBTemp14602907734969570816.aid などのaid拡張子のファイルです。
aidファイルは、通常のIllustratorの保存ファイルとは異なりますので、ダブルクリックすると開ける、というものではありません。
FilesLog.logファイルとともに、所定の位置に置いて、Illustratorの起動時に認識させることが必要です。
FilesLog.log ファイルは、aidファイルの情報リストです。テキストファイルになっています。
ここにリストアップされているファイルが復活の対象になります。
復活できない場合は、手動で作成することもできる……かもしれません。
だいたい、こういうファイルです。
[
{
"Actual File": "名称未設定-1",
"File Saved": false,
"Incremental File": "/Users/みい16/Library/Preferences/Adobe Illustrator 19 Settings/ja_JP/DataRecovery/AIDBTemp14602907734969570816.aid",
"Is Valid": true
}
]
Illustratorを起動し、復元が終わると、復元ファイルと共に、このリストからも削除されます。
そのため、AIDBTemp〜.aid と FilesLog.log は、別途コピーをとっておいた上で作業して下さい。再び簡単に消されてしまいますので……。
ゴミ箱にあったリカバリーファイルが AIDBTemp〜.aid などのファイルでしたら、それを試してみて下さい。
まだファイルのサルベージが出来ていない段階でいろいろ試すと復元できる可能性が下がりますので、なにはともあれ、サルベージを優先して下さいね。
なお、以上の説明からおわかりかと思いますが、このIllustratorの復元機能は、TimeMachineと併用することでより強力になります。TimeMachineをお使いでないの なら、ぜひ今後は利用されることをお勧めします。